プロテインと一言で言っても実は種類もいろいろあります。プロテインというと筋肉モリモリにするためだと思っている方もいるかもしれませんが、それだけではありません。ここではプロテインの種類とその特徴を紹介します。
あなたの目的にあったプロテインであなたの健康、カラダ作りの役立ててください。
プロテインといったらコレ!!ホエイプロテイン
プロテインといったら今は、ホエイプロテインです。ホエイプロテインは、牛乳から作られるプロテインでタンパク質も豊富に含まれている人気の種類です。プロテインというと筋肉というイメージがあると思いますが、その筋肉を作るために飲まれているプロテインというとホエイプロテインになります。
ホエイプロテインは、アミノ酸が多く含まれており、吸収スピードもはやいのが特徴です。アミノ酸の中でも筋タンパク質をつくるのに重要なロイシンが多く含まれているのでカラダ作りをしたい人にはホエイプロテインが最適です。
ホエイプロテインのなかでもWPC,WPI,WPHとさらに製法により分かれていて後者になるほどタンパク質の量が高くなります。最もポピュラーなのはWPCで全体のうちのタンパク質が80%程度、WPIになると90%程度ですのでWPHとなるとさらにそれ以上、その分手間もかかることになるので必然的に価格もあがります。
WPCはリーズナブルなこともあり人気ですが、WPCは牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする原因にもなる乳糖を多く含んでいるのでお腹の弱い人は多少値段は上がりますが、WPIにすることをおすすめします。お腹がゴロゴロしなくても牛乳の風味が得意じゃないという方もWPCに比較して飲みやすくなります。
筋肉をつけたいというのであれば、ホエイプロテインからはじめましょう。
カゼインプロテインは腹持ちのいいプロテインで空腹対策
カゼインプロテインもホエイプロテインと原料は同じ牛乳です。ホエイは牛乳からチーズを作るときの余り物の物質でしたが、カゼインはチーズやヨーグルトを固める乳固形分が主要成分になっています。
水に溶けにくい特徴があるのでその特徴を生かして寝ているときにゆっくりエネルギーを蓄えることができます。ゆっくりと吸収されることから、腹持ちがいいので夜にねれなかったり、運動後につい食べすぎてしまうという方にはよいとされています。
吸収が遅いというカゼインの特徴により長時間、アミノ酸を供給できることになるため長時間の観察ではホエイよりも筋タンパク質合成効果が高い可能性があるとも言われており、寝る前に摂取することを推奨されています。
ダイエット、美容向きのプロテインはソイプロテイン
ホエイプロテイン、カゼインプロテインは牛乳を原料に作られていますが、ソイプロテインは大豆を原料にしています。原料が大豆ですから植物性のタンパク質が効率的に摂取できます。
ソイプロテインは、カゼインプロテインと同様にホエイプロテインより吸収がゆっくりで満腹感が得られやすいことから、ダイエットをしたいという方によく利用されています。
また、カゼインプロテインに含まれれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれており、肌のハリなど美容によいとされています。また血流の改善のためにもいいので筋肉をつけたいというよりも健康のためにはカゼインプロテインがおすすめです。
ダイエット、美容という特徴から、女性の方に好まれているプロテインで、さらに価格も比較的安いといううれしい特徴もあります。
ソイプロテインは、最近では改良されて飲みやすくはなってきているものの他のプロテインよりも溶かしたときに粉っぽいので飲みづらいようです。
また、カゼインプロテインに含まれれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれており、肌のハリなど美容によいとされています。また血流の改善のためにもいいので筋肉をつけたいというよりも健康のためにはカゼインプロテインがおすすめです。
まとめ
プロテインの種類はこれ以外にもありますが、よく飲まれるプロテインはホエイ、カゼイン、ソイの3種類です。あなたの目的にあったプロテインを選びましょう。